20代の元起業家が教える、ベンチャー企業とブラック企業の見分け方

就職活動や転職活動を頑張ってやっと入れた会社。でも、実際に入ってみたら「ブラック企業だった…。」なんてことになると大変です。

  • ベンチャーに内定をもらったけど、もしかしてブラック企業…?
  • ベンチャーで働き始めたけどブラック企業っぽい。。

そんな不安に駆られたときに参考になる、『ベンチャー企業とブラック企業の見分け方』をご紹介します。

僕が実際に会社を経営していたときの経験をもとにしています。

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結論:ベンチャー企業とブラック企業の見分け方はこれ!

他のサイトでは他にも様々なポイントを見たほうが良いとありますが、基本的にはこの7つを見ておけば大丈夫です。

ベンチャー企業とブラック企業を見分ける7つのポイント
  1. 外部株主からの増資を受けているか
  2. 平均の年率売上成長率が50%を超えているか
  3. 一人当たり売上は増加しているか
  4. 創業10年以内か
  5. 社員がSNSで社名を出しているか
  6. オフィスに変な高級感のあるものが置かれていないか
  7. 成し遂げたいことが明確か

7つが当てはまればベンチャー企業、当てはまるものが3つ以下であればブラック企業です。

では、これで見分けられる理由について解説していきます。

ベンチャー企業とブラック企業の定義

ブラック企業の定義とは??

諸説ありますが、ブラック企業の定義を書いておきます。

ブラック企業の定義
  • 過労死ラインぎりぎりの長時間労働(1ヶ月80時間)
  • 休日が少なく有給が取れる雰囲気じゃない
  • 割と精神論に頼りがち
  • なぜか残業代が出ない謎な雇用契約になっている

一言で言えば、働いても報われない会社ですね。

ベンチャー企業の定義とは??

ベンチャー企業とは、革新的な事業を立ち上げ、急成長を目指す企業のことです。

最近では「スタートアップ企業」とも呼ばれます。
アメリカのIT関連の会社が集まるシリコンバレーでよく使われている言葉です。

ベンチャー企業は、今まで世の中に無かったビジネス・サービスをゼロ立ち上げます。

お金もない、人もいない状態で、すでに数十億も稼いでいる大企業相手に戦います。

なので、得てして自然とブラック企業的な側面も持ち合わせてしまいます

起業家からしても、「○○で世界を変える」という志に共感してくれた人と一緒にハードワークして最速で目標に達成したいですし、ハードワークを厭わない人たちが集まります。

ぶっちゃけ、ベンチャーはほぼ全てブラック企業

ぶっちゃけ、「安定してワーク・ライフ・バランス保って働きたい」という考えを持った方にとっては、ベンチャー企業なんてだいたいブラック企業を何ら変わりません。

創業初期のベンチャーにありがちなこと
  • 勤務時間は長い
  • 制度やワークフローは整備されていない
  • 雇用契約書があって無いようなもの

設立から3年以内でまだ20人もいないくらいのベンチャーの場合はだいたい当てはまります。

ただしブラック企業=ベンチャーではない

とはいえ、ブラック企業=ベンチャー企業という方程式は当てはまりません。

ベンチャーは革新的な事業を急拡大させて世界を変えるために仕方なくハードワークになってしまうだけです。それも創業初期だけです。

ブラック企業は、すでに昔からあるビジネスモデルを二番煎じで展開して、人件費を削ることでなんとか利益を捻出します。

ブラック企業に入ってしまったら割と人生の大部分を無駄にしかねません。

色々と消耗しきって、抜け出せなくなってしまう前に脱出しましょう。

ベンチャー企業とブラック企業の見分け方【7つのポイント】

1. 外部株主からの増資を受けているか

増資とは?

すでに売上の上がっている企業や資産を持っている投資家に対して株式を発行して事業に必要な資金を調達することです。

「第三者割当増資でxxxx万円資金調達しました!」といったプレスリリースを見たことはありませんか?

出資を受けた会社のWebサイトのニュースページにはだいたい載っています。

Webサイトに資金調達のリリースが無くても以下は可能性が高いです。

外部から増資されているかの見極めポイント
  • 株主欄に、○○ベンチャーキャピタルまたは大企業の名前がある
  • 創業5年以内なのに5000万以上資本金がある
  • 資本金が絶妙に端数になっていたり、(資本準備金含む)という記載がある

それでも分からなければ、面談のときに面接官に聞いてみると良いでしょう。

2. 平均の年率売上成長率が50%を超えているか

ベンチャー企業は急速な拡大を目指すため、ほとんど多くの場合、年次で売上が成長していきます。

設立5年以内であれば、前年より50%ずつ拡大していると理想です。
外部株主がいる場合の成長率は、少なくともそのくらいを求められることが多いからです。

逆に、売上が横ばいだったり、下がっていたりする場合は要注意です。

売上は非公開のところも多いので、面接の際に聞いてみると良いでしょう。

3.一人当たり売上は増加しているか

売上の増加も大切ですが、生産性が向上し続けているかという点も大切です。

労働集約型のビジネスの場合、人を増やせばある程度売上はあがります。

売上が上がっていても、一人当たりの売上が下がっていたら、生産性は低下していることになります。

そのうち成長が頭打ちになる可能性があります。

頭打ちになった売上を、長時間労働でなんとか補い続ける体質を助長することにも繋がります。

売上と併せて、毎年の社員数の推移も聞いてみると良いでしょう。

4. 創業10年以内か

ベンチャー企業は創業から急拡大していく過程で一時的にブラックな感じになってしまうに過ぎません。

大目に見ても10年が免罪符となる限度です。

創業10年を過ぎても会社主導のハードワークで収益を保っているのであれば、それは組織構造に問題があります。

ブラック体質でないと会社が維持できないという仕組みが出来上がってしまっています。

コンサルティングファームのように、ハードワークの報酬が高い年収として還元されているのであれば話は別ですが。

5. 社員がSNSで社名を出しているか

社員がSNSで社名を出しているかも大きなポイントです。

スタートアップ・ベンチャー界隈では社名を自分のSNSで社名を書くことがトレンドになっていたりもします。

トレンドということもありますが、社名を出しているということは、「この会社が好き」という気持ちの現れでもあります。

「この会社ブラックだ・・・辞めてやる!」みたいな社員はSNSのプロフィールに社名なんて書かないですよね。匿名で告発ブログを書くというケースはあるかもですが。

出しても怒られないという環境があることの現れですし、会社と個人の関係性が良好であることの1つの指標にもなります。

これからの時代、会社と個人は相互選択型の時代になっていくので、お互いの関係を尊重しない会社は淘汰されていきます。

6. オフィスに変な高級感のあるものが置かれていないか

ベンチャー企業かブラック企業かは、オフィス環境でも分かります。

ベンチャー企業は、人もお金も無い状態で事業を拡大するために必死なので、無駄なオフィス備品を購入する余力などありません。

もし、高そうな壺や、あきらかに社長の趣味の高そうなオブジェが置いてあったら要注意です。

経営者が公私混同している可能性があります。

非上場のオーナー企業という道を選ぶのは創業社長の自由ですが、事業に貢献すれど、その売上が社長の車や競走馬、キャバクラのVIPルームに消えるとなれば働きがいも何もないですよね。

7. 成し遂げたいことが明確

「このサービスで旅行業界のこの問題を解決する!」

とか、そういった社会的意義がその会社にあるかどうかは重要なポイントです。

「関わるみんなを幸せにする!」

みたいなふわっとした、誰のために事業運営しているのかすら分からない理念を掲げる会社で長時間労働だったら、これはもう真っ黒です。

だいたい社長個人の懐のことしか考えてないです。

まとめ:単なるブラック企業に引っ掛かったら即座に抜け出そう。

ベンチャー企業であれば頑張り次第でストック・オプションなどの報酬を貰えることができる可能性もありますが、ブラック企業は搾取されるだけです。

すぐに抜け出して、自分の人生を勝ち筋に乗せ直しましょう。

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